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更新日 2018-08-29 | 作成日 2018-07-27

◎【ミニ学び研in山梨】
 11月13日(日)9:00~12:00
山梨大学教育学部 
(アートヌーヴォーという研究会と共同開催)

PMに、新酒まつり会場へ移動し、
新酒ワインと屋台などの出店のグルメを堪能します。

◆懇親会:
  前日の11月12日(土)18:30~甲府駅近辺の会場の予定です。

◆事前ミニ観光
11月12日(土)10:00頃甲府駅出発 車に分乗します。
県立博物館
「葡萄と葡萄酒展」で葡萄酒文化を学びます。

http://www.museum.pref.yamanashi.jp/3nd_tenjiannai_16tokubetsu003.html

そして、あまり行くことのない富士山の西側、精進湖 本栖湖 朝霧高原などを観光。
人馬の滝で、マイナスイオンに包まれながら富士の湧水で水割りなどを楽しみましょう!
夕方には赤藤がみられるかな?

参加者の希望により臨機応変の旅です。

写真のコメント

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今大会は、事前申し込み制となっておりますので、ご注意ください。


受付期間※メールのみでの受付となります。ご了承ください。
会費振込み期間※振込先は受付完了メールにてお知らせします。

美術による学び研究会の主旨





近年、アメリカやイギリスの教育界ではeducationという言葉が影を潜め、learningという言葉が多用されてきています。
 これは学校教育の場に限ったことではなく、美術館など社会教育の場でも同様の現象だといわれています。同様にわが国でも、「学びの○○○」や「○○○な学び」のように、学び(learning)を視点とした教育論や授業改革が広まってきています。


 教育(education)という言葉にまとわりついた「教師→学習者」という一方通行的な、知識伝授のイメージを払拭し、教育を学習者の視点から捉え直し再構築するという意味で、学び(learning)という言葉が流通しているのでしょう。


 学習者間の相互作用や共同性、体験や身体性からの育ち、一人ひとりの学びかたや個々に達成されたことなどを重視する学びという視点は、美術の教育においてこそ必要不可欠であると考えます。
 たとえば、相互性や共同性の具体的な表れである対話やしぐさに着目した授業分析、個々と集団における意味生成を充実させる鑑賞や表現のあり方、一人ひとりの育ちや変容の具体的な探究などが、学びという視点からの研究の焦点といえるでしょう。


1953年に翻訳刊行されたハーバート・リードの『美術(芸術)による教育』(“EDUCATION THROUGH ART”)は一つの時代を画しました。それから55年間、わが国の美術教育界ではその時の世相や社会の動向に敏感に応じながら様々な研究がなされてきました。


 それらに敬意を払いつつ、いま私たちはこの名著になぞらえ、「美術による学び」(LEARNING THROUGH ART)について研究することを提唱します。

2008年2月23日
上野行一

17日のシンポジウムは1階ホールで開催します。
18日のワークショップは5階の会議室でおこないます。
なお、3階の「ギャラリーB」では「美術の時間展」を開催しています。