HOME | 2011年 東北 秋田 

 

更新日 2018-08-29 | 作成日 2018-07-27



LinkIcon上のバナー作者はMr.AndreCandre

「東北秋田大会」の役割分担

 「東北・秋田大会」を開催するにあたって実際の会議はもちろん、東北秋田大会専用メーリングリスト、そして運営ブログなどのコメントなども参考にしながら、このような分担が決まっていきました。
 1月20日、東北秋田大会をリードしている黒木さんから、専用MLで発表されました。(以下は黒木さんによる提案です)

フォーラムPart1「絵画を読み解く 〜図工と国語からのアプローチ〜」

○黒木 健@秋田県立仁賀保高等学校
 津谷美穂子@秋田県大館市立城西小学校
 田中真二朗@秋田県大仙市立平和中学校
○小野 浩司@福島県郡山市立大島小学校
 細野 泰久@岩手県立盛岡青松支援学校
 守田 純一@埼玉県三郷市立瑞木小学校

☆方向性
・芸術作品(鳥獣戯画図)を介しての図工美術と国語からのアプローチの比較を通して,今後どのような可能性を秘めているのかを探る。


フォーラムPart2「子どもの学び,美大生の学び,教師の学び」



○森川勝栄@秋田県立西目高等学校
 森 久樹@秋田県立横手高等学校
 平野則夫@秋田県立能代西高等学校
 田中真二朗@秋田県大仙市立平和中学校
 貝原 訓子@宮城県仙台市立館中学校
 矢崎 ひさ@宮城県登米市立佐沼中学校
 高安 弘大@青森県北津軽郡 板柳町立板柳中学校
○鈴木 斉@もと羽村市立羽村第三中学校
 山崎正明@千歳市立北斗中学校
 大杉 健@府中市立若松小学校 図工専科
 石垣 文子@あきる野市方面7校で非常勤講師
 守田 純一@埼玉県三郷市立瑞木小学校

☆方向性
・交流ブログで「きっかけ」がキーワードとしてあがりました。そこでどなたからか自身の授業観が変化した「きっかけ」を話していただけることで口火を切り(5分),その流れで梶岡先生のお話に入る。(20分)
・武蔵美の学生さんからは,武蔵美という美大に入学するときの気持ちから旅ムサに関わっていく中での心境の変化(学びの様相)をまずはお話しいただく。(20分)
・残りの1時間はたっぷり参加者からの発言をもとに,梶岡先生や武蔵美学生の皆さんからのコメントをいただいたぎ討議を進めていく。
・山崎先生からはこのフォーラムのスタートで口火を切っていただければという意見が多いです。


フォーラムPart3 「第6回鑑賞教育フォーラム」

 森 久樹@秋田県立横手高等学校
 細野 泰久@岩手県立盛岡青松支援学校
○上野行一@帝京科学大学
 鈴木 斉@もと羽村市立羽村第三中学校
 山崎正明@千歳市立北斗中学校

☆方向性
・発表は奥村先生,一條さんの2名で,上野先生がコーディネートしていただけます。
・対話による鑑賞における評価方法について取り上げて欲しいとの要望に応えたい。


食堂で語るべ「ワールドカフェ」



○森川勝栄@秋田県立西目高等学校
 森 久樹@秋田県立横手高等学校
 小野 浩司@福島県郡山市立大島小学校
○矢崎 ひさ@宮城県登米市立佐沼中学校
 高安 弘大@青森県北津軽郡 板柳町立板柳中学校
 大杉 健@府中市立若松小学校 図工専科
 石垣 文子@あきる野市方面7校で非常勤講師


さらに語るべ「懇親会」(含む2次会)



○平野則夫@秋田県立能代西高等学校
 森川勝栄 秋田県立西目高等学校
 他 東北・秋田チーム総動員



■全体のオブザーバー
 木村 伸@秋田県大館市立東中学校
 田村 稔@秋田県生活環境文化部県民文化政策課
 土門 正佳@秋田市立雄和中学校


■記録
 写真:○田中真二朗@秋田県大仙市立平和中学校
     平野則夫@秋田県立能代西高等学校
     守田 純一 埼玉県三郷市立瑞木小学校
     さらに秋田県内の協力者を募っていきます。
ビデオ:○森 久樹@秋田県立横手高等学校
さらに秋田県内の協力者を募っていきます。


■掲示物
○黒木 健@秋田県立仁賀保高等学校
 高安 弘大@青森県北津軽郡 板柳町立板柳中学校

60周年記念ホール 横一文字(高安先生デザインの冬バージョンを横幕リデザインでいかがでしょうか) 寸法は未測。

■配付資料
○黒木 健@秋田県立仁賀保高等学校
 森川勝栄@秋田県立西目高等学校
 平野則夫@秋田県立能代西高等学校
 田中真二朗@秋田県大仙市立平和中学校

資料代を頂戴しているので何かは配布したい。
後日完成予定の記録集をこのお代の中にいれるか(製作+送付となるときびしいかな)

自己紹介交流シートは検討したい。(軽い自己紹介と自身が変わるきっかけ,今悩んでいることが記載されたA4シート)
それを事前にネット送信してもらい(郵送可),参加人数分小冊子可する。(送付者人数分でなく)
ワールドカフェや懇親会,フォーラムPart2でも活用可能になるかなと考えています。
ただ参加してみようかなという方には負担を感じる企画かもしれません。


■受信・配信
○森 久樹@秋田県立横手高等学校
 田中真二朗@秋田県大仙市立平和中学校
 森川勝栄@秋田県立西目高等学校

参加申込みの取りまとめ,森先生には特に後難儀をおかけしております。m(__)m

☆UstreamとTwitterの会場設定。
Ustreamの画面にTwitterを配置し,連動させる。(wiwit liveというソフト) それを会場内に投影できるか検討してください。
玄光社MOOKの「USTREAMガイドブック」がよさそうです。
各フォーラム内の討議では,適宜Twitterからの発言を取り上げてください。
府中大会の皆さんからのアドバイスを頂いてください。


■受付(会計)
○黒木 健@秋田県立仁賀保高等学校(予算立案)
○津谷美穂子@秋田県大館市立城西小学校(当日会計チーフ)
 平野則夫@秋田県立能代西高等学校
 矢崎 ひさ 宮城県登米市立佐沼中学校
 高安 弘大 青森県北津軽郡 板柳町立板柳中学校
(受付の時間帯,黒木,森,森川,田中はたぶんUSTREAM&Twitterの調整や演奏準備でゴタゴタしていると思います・・・)
前日入りしている東京組の皆様のご協力をお願いします。m(__)m

☆お釣り用500円硬貨の準備(運営チームの皆さん,お一人500円硬貨2枚と千円札10枚程度準備して当日お越しください)
受付場所は館内ながら寒いことが予想されますので,防寒対策をお願いします。
受付テーブルは60周年記念ホール入り口向かって右側の物品倉庫に2台入っています。
受付名簿は森久樹先生が作成(都道府県,氏名,所属,懇親会参加の有無,参加予定日程)。
配布名簿には掲載を控えたいという方が数名おられますので,運営チーム用の本物名簿も必要。
そのデータを元に領収書(資料代と懇親会の2種),名札を作っていただける方大募集。領収書印は学び研の角印にするか会計担当者印にするか要検討。
(領収書は「さすが美術屋!」と言っていただけるような一工夫をお願いします。)
名札は冬期なのでできれば首からぶら下げタイプがいいのですが,どなたかの職場で沢山フォルダお持ちの方おりましたら教えてください。
その名札に懇親会費の領収印(なまはげシールなど)あるとグッドでないでしょうか。
名札は当日飛び入り,氏名等の誤記もよくあることなので,空データの予備物を20枚程度印刷してきてください。
(森先生だと当日PC&プリンター持参していただけるのでは・・・とすれば延長コード必要)



■ドネーション
考え中です。(^_^)

参加申し込み


以下の内容を電子メールにて,お送りください。
★マークを@に変換してください。

締め切り:平成23年1月末日
 (あるいは先着250名様)

kataruve★yahoogroups.jp

大会事務局 森久樹 宛

1 ご芳名
2 所属
3 都道府県
4 参加の日程  
 該当する日を記してください。
 2月11日(金)
  懇親会参加 あり なし
 2月12日(土)


* 大会中,そして大会後の相互の交流を図るために,上記の内容による大会参加名簿を発行したいと考えております。名簿に掲載を望まない方は,その旨をご記入ください

* 会場収容人数の都合で,参加者の上限が250名となっています。予めご了承ください。

大会事務局 黒木健


写真は秋田の「なまはげ館」。子どもの作品を共同制作になるように大々的に展示していました。

美術による学び研究会の主旨



 近年、アメリカやイギリスの教育界ではeducationという言葉が影を潜め、learningという言葉が多用されてきています。
 これは学校教育の場に限ったことではなく、美術館など社会教育の場でも同様の現象だといわれています。同様にわが国でも、「学びの○○○」や「○○○な学び」のように、学び(learning)を視点とした教育論や授業改革が広まってきています。

 教育(education)という言葉にまとわりついた「教師→学習者」という一方通行的な、知識伝授のイメージを払拭し、教育を学習者の視点から捉え直し再構築するという意味で、学び(learning)という言葉が流通しているのでしょう。

 学習者間の相互作用や共同性、体験や身体性からの育ち、一人ひとりの学びかたや個々に達成されたことなどを重視する学びという視点は、美術の教育においてこそ必要不可欠であると考えます。
 たとえば、相互性や共同性の具体的な表れである対話やしぐさに着目した授業分析、個々と集団における意味生成を充実させる鑑賞や表現のあり方、一人ひとりの育ちや変容の具体的な探究などが、学びという視点からの研究の焦点といえるでしょう。

1953年に翻訳刊行されたハーバート・リードの『美術(芸術)による教育』(“EDUCATION THROUGH ART”)は一つの時代を画しました。それから55年間、わが国の美術教育界ではその時の世相や社会の動向に敏感に応じながら様々な研究がなされてきました。

 それらに敬意を払いつつ、いま私たちはこの名著になぞらえ、「美術による学び」(LEARNING THROUGH ART)について研究することを提唱します。

2008年2月23日
上野行一