「美術による学び研究会」大分大会

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更新日 2017-09-24 | 作成日 2008-05-26

二次案内

LEARNING THROUGH ART
美術による学び研究会 2013 in 別府(大分)
(第 8 回鑑賞教育フォーラム)

1 日時:平成25年11月2日(土)午後1時20分~ 11月3日(日)午後13時00分

2 会場:公立学校共済組合別府保養所 豊泉荘 1F 梅の間

(URL:http://www.housensou.jp)

〒874-0902 大分県別府市青山町5-73 TEL 0977-23-4281 FAX 0977-25-3798

[電車]JR別府駅から徒歩 15 分、タクシー5 分
[車]国道 10 号線から流川通りへ、みらい信用金庫交差点を右折、100m直進 [タクシー]北浜から 7 分、大分市から 30 分、観光港から 15 分 [大分空港から]エアライナーで別府を経由するバスに乗車、別府北浜もしくは別府駅で下車

3 主催:美術による学び研究会

4 大会テーマ:『温泉入って、湯ったり話そう ~教えた人も教えられた人も、ハダカで語ろう~』

5 参加費:1000円(受付時に頂戴いたします) 【懇親会費:5,000円(学生は半額)】

6 参加対象:美術による学び研究会会員、全国の幼児教育・図工美術教育・公民教育関係者 及び学生、本大会に関心のある一般の方

7 日程と内容

■11月2日(土)

13:00~ 受付(豊泉荘1F「梅の間」入口)
13:30~13:40 開会行事
13:40~15:00 実践発表
「学校と美術館の連携による美術鑑賞教育 大分県での実践」

◎ワークショップ:

「その作品、オークションにて落札せよ!」作品の価値について考える授業 大分県立別府青山高等学校教諭 岩佐まゆみ & 大分県立芸術会館主幹学芸員 古賀道夫

◎実践発表:

「音楽と図画工作を併せた授業『どんな音が聞こえてくるかな~オノマトペで味わおう』」 由布市立由布川小学校教諭 首藤政秀
大分県では、平成 22~24 年度の3年間、学校と美術館の連携による美術鑑賞授業力向上事業 を行ってきました。ここでは、実際に行われた授業をワークショップにて体験してもらうと同 時に、第8回鑑賞教育フォーラムのテーマでもある「美術鑑賞の広がりと可能性」に関連して、 音楽と図画工作を併せた授業実践を発表いたします。
いずれの授業も、大分県立芸術会館での児童・生徒による 企画展「おおいた夢展覧会プロジェクト事業『みんなでつく る展覧会』」に採用されたもので、展覧会期間中には児童・ 生徒によるギャラリートーク・演奏会が行われました。

15:20~17:30「第8回鑑賞教育フォーラム」~美術鑑賞の広がりと可能性~

◎発表1:「米国美術館教育リポート」 東京国立近代美術館主任研究員 一條彰子
◎発表2:「公民科(倫理)と美術鑑賞」 東京都立三田高等学校教諭 大澤隆
◎鼎談:「美術を鑑賞するとはどういうことか」 司会:一條彰子(東京国立近代美術館)
 大澤隆(都立三田高等学校)、中田基昭(岡崎女子大学)、上野行一(帝京科学大学)

※いずれも仮題

ここではまず、一條さんより米国の美術館教育の最新事情をリポートしていただくと共に、 大澤さんから公民科(倫理)と美術鑑賞を併せた授業実践を発表していただきます。
公民科(倫理)には芸術と人生に関する単元があり、その中で生徒の感性を深化させること、 また人生における芸術のもつ意味や意識を考察されることが求められています。大澤さんは、 中田基昭さんの著書「授業の現象学」(東京大学出版会)を手がかりに、美術教諭と連携して、 対話による美術鑑賞授業を研究・実践しております。
フォーラム後半は、「授業の現象学」の著者でもある中田基昭さんをお招きして、美術鑑賞の 広がりの現状と今後の可能性について鼎談していきます。

17:30~19:00 フリータイム

この時間を使って、別府の温泉を是非ご堪能下さい。 なお、参加者名札を豊泉荘フロントに提示する事で、
豊泉荘の温泉が無料でご利用できるように手配しまし た。どうぞご利用下さいませ。

19:00~21:00 懇親会(豊泉荘B1F「楓の間」)

※会費とは別に、懇親会費が必要となります。 ブッフェ形式の、気軽で話しやすい懇親会です。大分の郷土料理を中心に、美味しいものを あれこれ準備いたします。学び研名物(?)、地元の日本酒や焼酎(プレミア物のアレ?!)も準
備します(差し入れ大歓迎!)。みんなで飲んで食べて語って、大いに盛り上がりましょう! 多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

■11月3日(日)

9:00~9:30 受付(豊泉荘1F「梅の間」入口)

9:30~11:00 パネルディスカッション

「教えた人も教えられた人も、ハダカで語ろう」 コーディネーター:木村典之(大分県企画振興部県立美術館推進局) パネリスト(予定):菅浩士(竹田市立竹田中学校教諭)、首藤政秀(由布市由布川小学校教諭)
大戸綾子(臼杵市立北中学校講師)、工藤千紘(大分大学教育福祉科学部大学院2年) このパネルディスカッションでは、パネリストに図画工作・美術教育を受けてきた子ども時 代をふりかえってもらい、現在美術に携わっている立場もしくは直接美術の仕事には絡んでい
ないけれど美術に興味関心がある立場から、
・ どんな美術教師に出会ったか
・ 今の自分にどのような影響を与えたか
・ その経験を通して現在目指している生き方、大人(おとな)像
等、それぞれの体験談を発表してもらいます。会場の参加者からも意見を聞いていく予定です。

11:20~12:30 ワールドカフェ「混浴カフェ」

進行:首藤宏道(大分県立芸術会館学芸課主任研究員) スタッフ:永松芳恵(臼杵市立北中学校教諭)、仲摩早矢香(大分県立佐伯豊南高等学校教諭)
先に行われたパネルディスカッションを受けて、参加者全員がいくつかのグループに別れて ・ 自分の価値観をひっくり返された体験

・ 美術教育が目指す「大人(おとな)像」とは について談話していきます。幼・小・中・高・大といった学校種・職種を混ぜ合わせたグルー プの中で、美術教育が目指す方向について皆さまの思いを語ってもらう場になります。
まるで混浴の温泉に入った気分でゆったりと、ハダカの心で大いに語り合いましょう。
※ワールドカフェとは→http://p.tl/Tgzz http://p.tl/N3Vk

12:30~13:00 閉会行事

(最後は参加者全員の記念写真撮影で2日間の日程を閉じます。)

8 宿泊について:

各自での手配をお願いいたします。

9 申込みについて  申込〆切:平成25年10月18日(金)

以下の1~4の事項をメールにてお送りください。
宛先:manabikenbeppu-oita@yahoo.co.jp 〔大会運営事務局 岩佐〕

1.ご芳名: 2.所属: 3.都道府県名:
4.参加の日程 → (   )11/2 (   )懇親会 (  )11/3(該当するものに○印を入れて下さい)

◎大会中,そして大会後の相互交流を図るために,上記の内容による大会参加者名簿を発行したいと
考えております。名簿に掲載を望まない方はその旨をご連絡ください。

◎ 申込終了後、事前アンケートをお送りします。ご協力よろしくお願いいたします。

10 本大会のお問い合わせ先:

大会運営事務局 岩佐まゆみ(manabikenbeppu-oita@yahoo.co.jp)
※本大会の最新情報は公式ブログにてご確認下さい。http://blogs.yahoo.co.jp/manabikenbeppuoita


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美術による学び研究会の主旨

近年、アメリカやイギリスの教育界ではeducationという言葉が影を潜め、learningという言葉が多用されてきています。
 これは学校教育の場に限ったことではなく、美術館など社会教育の場でも同様の現象だといわれています。同様にわが国でも、「学びの○○○」や「○○○な学び」のように、学び(learning)を視点とした教育論や授業改革が広まってきています。

 教育(education)という言葉にまとわりついた「教師→学習者」という一方通行的な、知識伝授のイメージを払拭し、教育を学習者の視点から捉え直し再構築するという意味で、学び(learning)という言葉が流通しているのでしょう。

 学習者間の相互作用や共同性、体験や身体性からの育ち、一人ひとりの学びかたや個々に達成されたことなどを重視する学びという視点は、美術の教育においてこそ必要不可欠であると考えます。
 たとえば、相互性や共同性の具体的な表れである対話やしぐさに着目した授業分析、個々と集団における意味生成を充実させる鑑賞や表現のあり方、一人ひとりの育ちや変容の具体的な探究などが、学びという視点からの研究の焦点といえるでしょう。

1953年に翻訳刊行されたハーバート・リードの『美術(芸術)による教育』(“EDUCATION THROUGH ART”)は一つの時代を画しました。それから55年間、わが国の美術教育界ではその時の世相や社会の動向に敏感に応じながら様々な研究がなされてきました。

 それらに敬意を払いつつ、いま私たちはこの名著になぞらえ、「美術による学び」(LEARNING THROUGH ART)について研究することを提唱します。

2008年2月23日
上野行一