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更新日 2018-08-29 | 作成日 2018-07-27

第10回 鑑賞教育フォーラム

第10回学び研東京大会の1日目に美術鑑賞教育フォーラムを開催します。
フォーラムを開始したのは2006年6月ですので、
学び研大会より3年先んじていて、
また同年8月には国立美術館主催の鑑賞教育指導者研修も開始されていて、
今年はどちらも10回記念の年になります。

第10回美術鑑賞教育フォーラムでは、
学校と美術館の連携による美術鑑賞教育モデルの開発をテーマに、
秋田県のモデルと大分県のモデルを発表します。

いかにして学校と美術館の連携を組み立てていくのか、
秋田と大分での実際のプロセスをご紹介します。

秋田は総合教育センターが窓口となって美術館と学校を結び、
同一作品(地域の名品)を小・中・高の校種別に鑑賞しました。
校種ごとの指導内容、子供の学習の違いを示した報告になります。
報告者は東良雅人さん(国立教育政策研究所、教育課程調査官)と
大野一紀さん(秋田県総合教育センター、指導主事)です。

大分は小・中・高のそれぞれの学校の教員が
校種・学年ごとの学習目標に沿った鑑賞授業を創意・構想し、
美術館を訪れて授業したり、
学校に学芸員を招いてTーT授業したりした報告になります。
報告者は岡田京子さん(国立教育政策研究所、教育課程調査官)と
岩佐まゆみさん(大分県立別府青山・別府翔青高等学校、教諭)です。

これから連携教育を考えておられる地域の先生方には、
ふたつのモデルはとても参考になると思います。
すでに実施されている地域も、
秋田、大分のモデルの違いから新たな学びがあることでしょう。